魔法のランプ
ギムリ宅は、諸国から集めてきたおもしろいものでいっぱいです。
こちらがそのほんの一部。ギムリ自慢の庭。

そんなギムリのお家には、いつでもみんなが集まって来ます。
今日もメリーにフロド、ファラミア、エオメルが遊びに来ていました。

「エオメル殿、元気を出されよ。」
???なんだがエオメル、ファラミアに慰められてます。
ひとりもくもくとゲームをするエオメル。
そう、元気のないときにはギムリ宅が一番のクスリなのです。

勝手知ったる他人の家でギムリの作った夕飯を食べる皆の衆。
おいしい料理と楽しい会話に、エオメルも元気になってきた様子。

フロド!立って食うな!!

おおっと、フロドがみんなの食事の後片付けしてる。
もしや元のフロドに戻ったのか?

「エオメル殿、何があったかは知らぬが、またいつでも遊びに来てくだされ。」
暖かいギムリの言葉にエオメル感激。
ほんと、ギムリはみんなに優しいのよ〜。みんなギムリのところに集まってくるし。

皆が帰ったあと。
実はあんなにたくさん遊ぶものがあっても、ギムリひとりの時はほとんど使わないの。
ひとりぽつんとテレビを見るギムリ。ちょっと寂しそう。

さてさてそんなある日、メリーから電話がありました。
「ギムリ!すっごくおもしろいもの手に入れたんだよ。ピピンと遊びに行ってもいい?」
「かまわんが、なんだそれは?」
「ランプだよ。絶対魔法のランプだと思う。ギムリのお家で試そうよ。」
「、、、、、何故おまえの家でやらぬのだ?」
「ええ?だって変なふうになったらエオウィンに怒られちゃうもん。エオウィン怒るとすっっっっごい怖いんだよ。ナズグルの首切っちゃったの知ってるでしょ?」

さっそく古びたランプを持ってメリーとピピンがやってきました。
ギムリにランプを渡すと、さっそく遊びほうける二人。
なにせここにはホビッツ(子供)の行かれないダウンタウンに置いてあるというゲームがたくさんあるのです。
新しもの好きなギムリ、ランプが気になって仕方ありません。

我慢できなくなったギムリ、メリーとピピンを呼び寄せて、さっそく使ってみることにしました。
ランプをそっとこすってみると、、、?

な、なんか煙出てきたぞ。
管理人もどきどき。どうなっちゃうんだ???

、、、、ちょっと、メリー&ピピン、全然見てないんだけど。

ぼわぼわ〜ん
ぎゃっ。変なもん出てきた。

「そなたに奇跡を与えよう。火と水のどちらを選ぶ?」
え?え?え〜と、、、水。

ばばばばば〜ん
ひょえええ、なんかビーム出したよう!!!!

「あ、洪水だ、、。」
うろたえてる変なランプの精。
「あ、、」じゃねえよ、、、、(怒)。
水浸しになっちゃったじゃないかよう(怒怒)。

そしてランプの精はランプの中に消えていきましたとさ。
なんなんだこれはああああああああああああ(怒怒怒)。

っていうか、メリピピ、全然見てないし。
「フロドは宇宙人に会ったんだってさ!」
宇宙人どころじゃないうやつが今いたし。
「かっこいいよねえ。」
全然かっこよくないし。

ともあれ「お腹すいちゃった〜」というホビッツのために夕食。
「おまえ達のランプのせいでえらい目にあったぞ。」
「あのランプ、ギムリにあげるね。」

当然後片付けは全部ギムリ。
「全くホビットってのは世話が焼けてかなわん。」

そろそろボロミア&ファラミアがメリピピをお迎えにやって来ました。
「ギムリ、ピピンはおとなしくしておったかな?」
「最悪じゃったよ、ボロミア。いつもの通りな。」

メリーもファラミアに促されて帰って行きました。
「もう余計な面倒おこさんでくれよ。」
憎まれ口を聞きながらも、メリーを見送るギムリはやっぱりちょっと寂しそう。
「まったくホビットってのは世話がやけて。いなくなるとなんだか火が消えたようだがな、、、。」

そしてこの日、ギムリのお掃除は夜中までかかりましたとさ。



ギムリ好きだ〜。最近また原作を読んで、ギムリのホビッツへの愛情がとってもほほえましくて。
というわけでギムリ宅にメリピピ遊びに行かせてみました。
最初はメリピピだけにする予定が、いっぱい遊びに来ちゃうのでびっくり。

それにしてもあのランプ、なんなのさ。「火」を選んでたらおっそろしいことになった気がするわ、、、。

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