ある日、ボロミアは弟ファラミアにバーに誘われました。
何か思いつめているようなファラミア、今日はやけにペースが早い。 「どうしたのだ?ファラミア。何か話があるのだろう?」 |
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「じ、、じつは兄上、、、。エオウィンと、、、キ、キスをしたいのです。」
あんたたち一緒に寝てたじゃん!!! |
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「どうしたらよいのでしょう?兄上。」
「キ、、、キスねえ、、、、。」 ボロミアにそんなこと相談したって無理ってもんだよ、ファラミア。 弟のために何かしてあげたいボロミア。 その日ふたりは遅くまで話し込んでいました。 |
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翌日、ファラミアはエオウィンをダウンタウンに誘いました。
誘い方から早くも気合充分です。 |
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まずやってきたのはお花屋さん。
ファラミア、そういうのはエオウィンがいないところで行くんだよ。 なんか貧相な花取ってるし。 「げ、なんなのこの花。」エオウィンひいてます。 |
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ファラミアはエオウィンを高級レストランに連れて行きました。
ボロミアと考えたデートコースなのか? 「エオウィン、今度どこかにドライブにでも行かないか?」 「わたくし、車は嫌いですの。」 |
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「く、、車が嫌なら飛行機でもいい。どこか遠くの国へ、、。」
「飛行機も嫌いですのよ。」 エオウィン、、、つれねえ。 おかしい、兄上はどこかに旅に出る話をすれば盛り上がると言ったのに。 ファラミア、必死です。兄上の作ってくださったマニュアルに従わなくては! |
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「だ、、だったらクルージングはどうだい?」
「最悪ですわね。」 |
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ファラミア、早々に食事を切り上げてお次はバーへ移動。
ボロミア策、「乙女を酔わせちゃえ作戦」決行です。 強めのお酒を注文。 |
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「おれはよう、ネクタイなんか嫌いだってえの。上司がネクタイして来いとか言いやがってよう。」
やばい、ファラミアくだまきはじめました。 エオウィン、黙々と杯をあけてます。 |
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なんかやばい雰囲気になってきたので、頭を冷やさせるために外のブランコに移動させました。
ファラミア、「う〜ん」なんて伸びをする振りしてエオウィンを抱き寄せます。 ようやくいい雰囲気になってきたぞ。 |
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ふいにファラミア、立ち上がりました。
「じゃじゃ〜ん。」 さっきの花屋さんで買ったゴージャスな赤いバラをプレゼント。 (じゃじゃ〜んじゃないって。エオウィンの目の前で買ってたし。) 「まあ!ありがとう、ファラミア。」 エオウィンちゃんと喜んで |
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そして、、、、、、、。 | |
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さてここで、管理人だけが見ていたエオウィンの乙女心をそっとお見せしましょう。
花屋さんの前にて。 「オトコってなんで花をプレゼントしたがるのかしら?赤いバラなんてまさに最悪よね。」 |
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「あら、アルウェン様。いらしていたのですね。
いえ、今日はファラミアと一緒ですの。ちょっとお酒飲んだらトイレにこもっちゃって。 どうもキスしたくてしかたないみたい。」 「いいじゃない、キスくらいさせてあげなさいよ。」 女はコワイ。 |
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ついについにファラミアの念願かないました。
エオウィンの途中経過を見ていた管理人は、うまくいくかどうかハラハラしてましたが、エオウィン大人でした。 (シムたちは、愛情表現を支持しても拒否されちゃうことも多いのです。でもって拒否されるとそのあとめちゃめちゃ関係悪くなるのよ。) それにしてもこの2人、会話めちゃめちゃすれ違ってます。よくうまくいったわ、、。 でもファラミアのキスはとってもロマンチックでしたのよ〜これでエオウィンもファラミアを男として認めてくれた、、、はず。 |
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