フロドの旅立ち
それはのどかな春の日のことです。
ガンダルフは、サムのために種を買いにやってきました。
「ふ〜む、いろいろあるのう。やっぱり食べられるのがいいかのう。」

家に帰ってさっそく種まき。
自分の好きな種ばっかり買ってきたガン爺もお手伝い。

う〜ん、さすがに腰にくるのう。
サム、今日はここまでじゃ。おいしいご飯でも作ってくれ。

だからおらがやるって言っただよ。
今日はウサギのシチューにするだよ。

と、そのとき!

ベランダでフロドの悲鳴が!
望遠鏡で西の空を覗いていたフロドを、突然青い光がとりまいたのです。
あっという間にフロドは空へと運ばれて行ってしまいました。

「フロドさまあああああ!」
駆けつけるサム。
「フロドがUFOに連れ去られた!」
大声でわめきながらフロドが消えた方へ走っていくガンダルフ。

でも時既に遅し。
フロドの姿はどこにも見えませんでした。
ひえええええええ。

「なんたることだ、、。」
声をあげて泣くガンダルフ。
諦めきれずに空を眺め続けるサム。
どうなっちゃうんだあああああ。

ショックのサムは学校にも行かず、家でひとりフロドのことを考えています。
ひとりぼっちでき〜こき〜こブランコこいでるサム、寂しそうだよう。
「フロドさま、必ずおらが助けに行きますだ。待っててくだせえまし。」
望遠鏡を覗いては空を見つめるサム。

ひとりぼっちの昼食。ぽつん。
おら、どうしたらいいんだ?
オークの塔になら行けたけど、空には飛べないしなあ、、。
ショックでも昼食はしっかり食べるサム。

苦悩に満ちてふたたび望遠鏡のほうを見ると。

あ、、、、、、いた。

「フロドさまああああああああ。心配しましただ。もうおらの行かれないところに行かないでくだせえ。」
知らせを聞いて駆けつけたガンダルフ。
「フロド・バギンズ。私の勇敢なホビットよ。よく戻ってきた。」

「帰ってきたぴょ〜ん。」
「、、、、、、、、、、。」
「、、、、、、、、、、。」
なんかフロド、人が変ってますけど。

ともあれみんな揃って楽しい夕食。
「宇宙人に会ってきたよ。ちょ〜ハッピー。」
フロド、あんたこわいよ。

「地球は丸かった。」
宇宙での夢を見ながら寝るフロドでありました。
心配させんでくれい。



本日のタイトルの予定は「庭師サム」。サムの庭いじりをのどかに見る予定だったのよ。
と〜ころがとんでもないことが起こっちゃいました。
望遠鏡見てると宇宙人に連れされれることがあるらしい。
サム&ガン爺のパニックぶりはなかなかおもしろかったけど、帰ってきたフロドの性格パラメーターがめちゃめちゃ変っちゃっててショック。
さっそく望遠鏡は撤去させていただきましたさ。
だって〜いじわるなサムとかになっちゃったらいやなんだよう。
(そういえばエルロンドの部屋のベランダにも望遠鏡があったような、、、。)

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